福岡のロジカムと合弁、収益源多様化図る
センコーは5月11日、ウェブ経由で荷主と配送事業者をマッチングする事業を開始すると発表した。
物流企業のロジカム(福岡市)と合弁で新会社「サポロジ」(同市)を同10日に設立、マッチングサービスを6月1日に始める。
ロジカムは九州を地盤に、軽貨物に特化した配送マッチングサービス「サポロジ」を展開。軽貨物運送も手掛けている。「サポロジ」はウェブやアプリから荷物と届け先を設定すれば金額が確定し、登録ドライバーがリアルタイムで案件を選び、集荷・配送を担う。スポットの案件に加え、チャーターや定期便の効率配送にも対応している。
ロジカムはセンコーとの合弁会社設立でマッチングサービスの事業拡大と全国展開を図る。センコーはサポロジをベースにして同サービスに本格参入し、収益源の多様化につなげたい考え。
合弁会社は資本金2000万円で、センコーが51%、ロジカムが34%、ロジカムの大瀬麻衣子社長が15%をそれぞれ出資している。
(藤原秀行)