ソフトバンクロボティクス、オートストアの代理店契約を締結

ソフトバンクロボティクス、オートストアの代理店契約を締結

日本中心に自動倉庫システムなど積極拡販

ソフトバンクロボティクスは6月1日、高密度に保管されたコンテナの入出庫技術「Cube Storage Automation」(自動化立体型格納技術)を開発・展開するノルウェーのロボット技術企業AutoStore(オートストア)とグローバルディストリビューター(販売代理店)契約を締結したと発表した。

オートストアが手掛ける自動倉庫型ピッキングシステム「AutoStore」は、従来の倉庫と比較して75%の面積削減を実現。通路や棚をなくすことが可能なため、ほぼ全ての倉庫面積をコンテナ保管スペースとして最大限に有効活用できるようになる。

ソフトバンクロボティクスはオートストアのグローバルディストリビューターとして、日本国内を中心にオートストア製品を積極的に販売する。

ソフトバンクグループ(SBG)は今年4月、オートストアに28億ドル(約3100億円)で約4割出資する方針を発表した。

※以下、プレスリリースより引用

ソフトバンクロボティクス 社長兼CEO(最高経営責任者) 冨澤文秀氏
「床面積当たり最大の在庫体積効率を誇り、かつ現場スタッフが歩かずにピッキング可能な『AutoStore』のグローバルディストリビューターとなったことで、ソフトバンクロボティクスは日本のみならず世界の物流課題に応えることができるようになります。物流現場のニーズを実現する唯一絶対のソリューションはなく、さまざまなロボットや自動化技術を組み合わせてお客様のビジネスに適した解決策を提案する私たちにとって、『AutoStore』はその核となるでしょう」

オートストア CEO and President Karl Johan Lier氏
「新たなグローバルパートナーであるソフトバンクロボティクスは、全ての商取引を自動化し、クラス最高の自動化ソリューションを顧客に提供するという私たちのミッションに強力に貢献してくれると確信しています。また、新型コロナウイルス感染症拡大によって加速された世界的なメガトレンドは、市場に並外れた吸引力をもたらし、AutoStore製品への要求を高めています」

(ロジビズ・オンライン編集部)

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