初の共同開発、三井倉庫ロジとロンコ・ジャパンが1棟借り
阪急阪神不動産と三菱地所は6月1日、大阪府茨木市の彩都もえぎ地区で共同開発してきたマルチテナント型物流施設2棟が5月末に竣工したと発表した。両社の共同開発としては初の案件となる。
2棟は地上5階建て、延べ床面積約11万6000平方メートルでダブルランプウェイ方式の「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都A棟」と、地上4階建て、延べ床面積約3万1000平方メートルでボックスタイプの「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都B棟」で構成。A棟は三井倉庫ロジスティクス、B棟はロンコ・ジャパンがそれぞれ1棟借りする。
名神高速道路の茨木ICまで約2・5キロメートル、新名神高速道路の茨木千提寺ICまで約6・5キロメートル、名神高速道路・中国自動車道・近畿自動車道が交差する吹田JCTまで約5・2キロメートルに位置している。京阪神にとどまらず西日本エリアを広範囲でカバーできる立地。
新たな試みとして、A棟は日比谷花壇がプロデュースした休憩室を2カ所に設置。緑を豊富に使い、それぞれ「Morning Sun Room」、「Sunset Room」と名付け、内装・レイアウトに特徴を持たせている。
A棟の外観(以下、いずれも両社プレスリリースより引用)
B棟の外観
A棟の倉庫内
中央車路
事務所スペース
東エントランス
B棟の倉庫内
1階バース
事務所スペース
エントランス
東側休憩室「Morning Sun Room」
西側休憩室「Sunset Room」
(藤原秀行)