8月に石狩市の公道で走行実験へ
北海道運輸局は6月15日、京セラコミュニケーションシステムが8月から石狩市で公道走行の実験を予定している無人自動配送ロボットを公表した。
自動運転車の開発・実用化促進に向け、2017年2月に政府が創設した車両保安基準の一部緩和認定制度に基づき、同運輸局が安全確保措置を講じることを条件に6月14日付で同社の実験に用いる無人自動配送ロボットを認定した。
同社の実験では、走行するロボットのすぐ近くで補助者が付き添うことを予定。一部認定緩和制度は、実験前の準備作業の際、一時的にコントローラーでロボットが公道を手動運転する部分を対象としている。
ロボットは多数のロッカーを側面に搭載しており、配達の荷物を収める予定。
京セラコミュニケーションシステムが用いる予定のロボット(北海道運輸局ホームページより引用、同社提供)
(藤原秀行)