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GROUNDの庫内作業最適化システム、配送効率化に貢献する機能開発に意欲

GROUNDの庫内作業最適化システム、配送効率化に貢献する機能開発に意欲

宮田社長、出荷小口数の精度向上など想定

GROUNDの宮田啓友社長CEO(最高経営責任者)は6月15日、東京都内で開いた物流施設の庫内作業を包括的に最適化する新たな情報システム「GWES」に関する記者会見で、今後は配送領域の効率化にも貢献できる機能の開発を進めていくことに意欲を示した。

宮田氏は「当社の社名は物流施設領域においての大地、プラットフォームという存在になりたいとの考えからGROUNDと名付けた。その思い通り、今回のシステムは満を持して開発したもので、これまでの当社の取り組みの集大成と考えている」と強調。

「物流施設統合管理最適化システムとして、国内外で初の事例に近い仕組みになるだろうと思っている」と語り、GWESによる庫内作業の進捗可視化などの機能が生み出す成果に強い自信を見せた。初年度は10台程度の販売を目指すとともに、2023年度に20億円程度の売り上げを目標にする考えを明らかにした。

今後の機能拡張については「ERP(統合基幹業務システム)から原価情報を取得し、物流施設内のABC分析(複数の商品に対し取り扱いの重要度や優先度を決め、効果的に管理する手法)ができる機能も実装させていくことを考えている。現在開発を企画している」と説明。

さらに、「物流業界全体を見渡すと、物流施設という領域と配送という領域のデータ分断がいまだに続いている。トラックドライバー不足が騒がれている中で、物流施設内の情報の可視化・解析により出荷する小口数の(予測)精度を上げれば積載率向上に寄与する」と想定。配送領域の合理化につながるような機能の開発も計画に織り込んでいることを明らかにした。


GWESの概要(GROUND提供)

(藤原秀行)

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