プラントの巨大設備設置作業など紹介した作品2本
物流博物館は6月27日、昭和20~50年代を中心とした物流に関する映画の定例上映会を開催する。今回は日本通運によるプラントの巨大設備設置作業などを紹介した2本が登場。全て原作はフィルム作品のため、デジタルリマスター版で上映する。
①「アイソマックス・リアクター輸送の記録」(1964年、カラー22分)
三菱石油(現ENEOS)が岡山県水島製油所に新設した石油精製用設備「アイソマックス反応塔」を日本通運が水切り・設置した作業の様子を撮影。シブすぎる!
②「エレクション架設工法」(1969年、カラー・一部白黒20分)
長い高架式の橋桁を、地上に頼らず空中だけの作業で空中に架けるエレクション架設工法について紹介。ますますシブすぎる!
時間は午前10時半、午後2時の計2回。定員は各回15人。視聴自体は無料だが事前に電話予約が必要で、入館料(高校生以上200円、65歳以上100円、中学生以下は無料)が別途掛かる。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、開催予定が変わる可能性があるので、来館前に必ず公式ウェブサイトなどで確認するよう呼び掛けている。問い合わせは同博物館まで(電話03・3280・1616)。
(藤原秀行)