業務デジタル化促進、DX加速へ
日本郵便と楽天グループは6月30日、物流事業を担う新会社「JP楽天ロジスティクス」を7月1日付で設立すると発表した。
両社は3月、資本・業務提携で合意しており、新会社も立ち上げる方針を既に公表していた。楽天の物流施設を新会社が運営、オペレーションの効率化を進めるとともに、輸配送のビッグデータ分析など業務のデジタル化を促進、DX（デジタルトランスフォーメーション）を加速させる。
先に楽天が立ち上げた合同会社「JP楽天ロジスティクス」に日本郵便が出資、7月2日付で株式会社に移行する。出資比率は日本郵便が50・1％、楽天が49・9％で、楽天の武田和徳副社長執行役員コマースカンパニープレジデントが会長、日本郵便の諫山親副社長が社長をそれぞれ務める。
（藤原秀行）
