盤石な導入支援・保守体制構築目指す
GROUNDは7月29日、物流施設の庫内作業を包括的に効率化する新たな情報システム「GWES(ジーダブリューイーエス、GROUND Warehouse Execution System)」の販売に関し、日本ユニシスとパートナーシップ契約を締結したと発表した。
GWESは8月2日に販売を開始する予定。日本ユニシスの広範な営業ネットワークを生かし、導入効果を幅広くアピールするとともに、盤石な導入支援・保守体制を構築していきたい考え。
両社は2020年6月に資本・業務提携を締結済み。
GWESは物流施設内の在庫配置最適化をサポートするほか、仕分けやピッキングといった作業の進捗状況をリアルタイムで表示、事前の想定から遅れが生じても迅速に対応できるようにする機能を備えている。複数のロボットの稼働状況を管理したり、施設内のレイアウトや動線といった情報をデジタル化したりすることも可能。
GROUNDが昨年9月から提供してきた、AIを駆使した物流ソフトウエア「DyAS(ディアス)」をGWESに統合、あらためてシステムを展開する。
GWESのイメージ
GWESの機能(いずれもGROUND提供)
(藤原秀行)