自動ラックで業務効率化、制振装置などBCP対応にも注力
日新は12月7日、神戸市で新たな拠点「麻耶西冷蔵倉庫」を開発すると発表した。同日、現地で地鎮祭を実施した。
「麻耶西冷蔵倉庫」の完成イメージ(日新提供)
延べ床面積約8200平方メートル、収容能力は1万2500冷蔵トンを計画。人手不足を考慮し、自動ラックを導入するなど業務効率化を図る。併せて、地震が起きた際の貨物落下を回避するためのラック制振装置や非常用電源接続口を整備するなど、BCP(事業継続計画)に注力する。
稼働は2020年2月ごろをめどとしており、隣接する既存の「麻耶冷蔵倉庫」と連携して、コールドチェーン需要の高まりに対応したい考えだ。
(藤原秀行)