コロナ禍踏まえ連携強化確認、共同声明発表へ
国土交通省は8月10日、日本と中国、韓国3カ国の物流担当大臣による第8回会合をオンラインで同20日に開催すると発表した。
日本からは赤羽一嘉国交相、中国は李小鵬交通運輸部長、韓国は文成赫海洋水産部長官がそれぞれ出席。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、国際物流の効率向上などで連携を一段と強める方針を確認、共同声明を発表する見通し。
日中韓3カ国の物流担当大臣会合は2006年にスタート。昨年6月開催の特別セッション後に発表した共同声明は、コロナ禍の中、物流の最前線で業務に従事している関係者に謝意と敬意を表明。将来パンデミック(感染症の世界的大流行)が発生しても打撃を受けにくいよう国際物流の強靭性と持続可能性を高めるため、3国間の協力と連携を強化することで一致していた。
(藤原秀行)