大和物流が東大阪で同社最大、2・8万平方メートルの物流拠点開発へ

大和物流が東大阪で同社最大、2・8万平方メートルの物流拠点開発へ

低床式で重量物にも対応、22年9月末竣工見込む

大和物流は8月20日、大阪府東大阪市で新たな物流施設「(仮称)東大阪宝町物流センター」を開発すると発表した。

鉄骨造の地上3階建て、延べ床面積は2万7929平方メートルを計画。同社としては最大規模の物流施設となる予定。竣工は2022年9月末を見込む。

阪神高速道路13号東大阪線の水走ICから約1キロメートルに位置し、大阪市中心部まで約30分圏内で配送拠点として強みのある立地。大阪外環状線(国道170号線)が隣接しており、大阪市近郊の主要都市もカバーできる。

周辺は住宅地が多く、近鉄けいはんな線の新石切駅から約750メートルと徒歩圏内のため、雇用確保の面でも優位性があるとみている。

低床式ホームを採用し、建材や機械などの重量物の取り扱いにも対応可能な1平方メートル当たり床荷重2・0トンを確保。開口スペースには約20台の大型トラックが同時に接車できるようにするとともに、合計6基の搬送設備を活用して貨物を円滑に搬送可能とする設計。

分散された物流拠点の集約や流通加工を伴う作業場の確保など、物流戦略に基づく効率的なオペレーションを実現できるようにする。


「(仮称)東大阪宝町物流センター」の外観イメージ


所在地(いずれも大和物流提供)

(藤原秀行)

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