スタートアップと連携、人手不足カバー目指す
商船三井は8月23日、人型遠隔操作ロボットの開発を手掛けるスタートアップ企業のメルティンMMI(東京都中央区新川)と連携し、外航海運の作業現場への遠隔操作ロボット導入を目指すと発表した。両社で覚書を締結した。
両社は海上の船舶向け高速通信環境の整備が進んでいることなどから、人手不足をカバーするため、ロボットを活用できるとみており、具体的にどの船種や航路で活用するかなど詳細を検討。実際の仕様を想定したPoC(概念実証)も視野に入れている。
MELTINの人型遠隔操作ロボット「MELTANT-β」のイメージ(商船三井プレスリリースより引用)
(藤原秀行)