メーカー問わず設備を簡単・容易に稼働開始可能、最適な作業フロー構築も
YE DIGITAL(旧安川情報システム)は9月6日、物流倉庫の自動化促進に特化したWES(倉庫自動化システム)「MMLogiStation」(MMロジステーション)を開発、11月25日に提供を開始すると発表した。
同システムは倉庫への自動化設備導入を迅速化するとともに、庫内オペレーションの最適化を後押しするために開発した。メーカーを問わず主要な自動化設備の連携用作業パーツを「作業オペレーションデザイナ」上で使用できるプラグインとして提供。顧客のWMS(倉庫管理システム)と連携して庫内の自動化を担う。
WESはメーカーを問わず、自動化設備を簡単かつ容易に稼働開始させられるのがメリット。また、顧客企業のヒアリング内容を基に、WESが最適な作業フローを構築し、庫内作業の稼働率や生産性などを分析し、改善を実現することを想定している。
YE DIGITALはこれまでにも同様の倉庫自動化・省人化システム「MMLogiFrame」(MMロジフレーム)を提供しており、「MMLogiStation」は拡張性を一段と高めた後継システムと位置付けている。自動化・省人化設備の導入診断サービスなども併せて提供することを検討する。
WESのイメージ(YE DIGITAL提供)
(藤原秀行)