東京大発のTRUST SMITH、段ボールを自動検知するセンシングシステム開発

東京大発のTRUST SMITH、段ボールを自動検知するセンシングシステム開発

ロボットアームと組み合わせ、積み上げや荷降ろし自動化可能に

AI・ロボティクスの技術を活用したソリューションを手掛ける東京大発のベンチャー、TRUST SMITHは9月29日、段ボールを自動で検知するセンシングシステムを開発したと発表した。

2次元画像データと段ボールの表面の3次元的な形状の特徴を表す画像データを組み合わせ、独自のアルゴリズムで画像データから段ボールの情報を取得。ロボットアームなどと連動させれば積み上げや荷降ろしの作業を自動化できると見込む。

同社は併せて、ロボットアーム経路生成アルゴリズムや自動搬送ロボット、自動走行フォークリフトなどの研究開発を進めている。将来は多様な技術を駆使し、いまだ手作業で行われている工場・倉庫内の工程を省人化・無人化していきたい考えだ。


2次元センサーから取得した特徴を基にした矩形認識アルゴリズム


3次元センサーから取得した特徴を基にした矩形認識アルゴリズム(いずれもTRUST SMITH提供)

(藤原秀行)※イメージ写真もTRUST SMITH提供

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