BtoCで東京五輪後の通販需要伸びが全体押し上げ
SGホールディングス(HD)が10月8日発表したデリバリー事業の9月の取扱個数実績(速報値)によると、傘下の佐川急便が手掛ける飛脚宅配便は前年同月比3・9%増の1億1300万個で、5カ月ぶりにプラスとなった。
新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだBtoBの荷物は前年実績を割り込んだものの、BtoCが東京オリンピック・パラリンピック後の通販需要拡大などで伸び、全体をカバーした。
「飛脚ラージサイズ宅配便」などを含めた全体でも3・7%増の1億1800万個となり、5カ月ぶりに前年同月の実績を上回った。
(藤原秀行)