価格高騰受け、サウジアラビアの担当閣僚とも同様の会談を調整
萩生田光一経済産業相は10月25日、アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー・インフラ相とテレビ会談を行った。
経産省によると、萩生田経産相は会談の席上、最近の原油価格上昇を受け、増産を含め十分な原油供給を通じ、国際原油市場の安定化へ協力を働き掛けた。
併せて、水素などエネルギー分野で両国が今後も緊密に連携していくことで一致した。
萩生田経産相は10月26日の閣議後記者会見で、サウジアラビアのエネルギー担当相とも会談し同様の要請を行う方向で調整していることを明らかにした。マズルーイ氏がどのような反応を示したかについては言及しなかった。
また、原油価格高騰の影響を見極めながら、必要に応じて中小企業向けの資金繰り支援などに乗り出す姿勢を強調した。
(藤原秀行)