柔軟な働き方可能に、顧客対応強化も狙い
ヤマト運輸は10月29日、コールセンターで勤務するオペレーターを対象に、テレワーク勤務制度を11月1日に導入すると発表した。フルタイムとパートタイムの両方が利用可能とする。
1日の就業時間を2つ以上の区分に分割し、区分の間に無給の時間間隔が空いている勤務スケジュール「スプリットシフト」といった柔軟な働き化を可能にし、オペレーターの負荷軽減と顧客対応の強化を図る。
自宅などコールセンター以外でもリアルタイムで業務に就けるよう、顔認証技術を使ってPCのカメラからオペレーターの勤務状況を管理するなどセキュリティーを強化。オペレーターが仕事しやすくすることで、顧客からの問い合わせが増える時間帯でも円滑に対応できるようにする。
電話で応対している際、通話を維持したままオペレーターから管理者へつなげることも可能。
(藤原秀行)