グループ2社と連携、事業規模拡大と収益性改善図る
センコーグループホールディングス(GHD)は11月12日、日用雑貨品商社のCBグループマネジメント傘下で家庭紙卸のカルタス(東京都中央区日本橋箱崎町)の全株式を取得、買収すると発表した。株式譲渡は2022年1月31日付で、具体的な譲渡額は開示していない。
家庭紙卸は人員不足や運搬費高騰などで経営環境が厳しいため、CBグループマネジメントはセンコーGHDにカルタスを譲渡、経営資源の効率化を図る。
センコーGHDはグループに家庭紙卸を担うアスト、アズフィットを抱えており、カルタスを子会社化して3社で連携して事業規模の拡大と収益性改善を目指す。
カルタスの21年3月期の売上高は162億円、純損益は3億8600万円の赤字だった。
(藤原秀行)