人手不足解消と生産性向上の両立図る
JR東日本仙台支社と東北鉄道運輸は11月26日、仙台駅の構内店舗への商品配送に搬送用ロボットを導入すると発表した。
また、仙台駅北部高架下や東口に分散していた荷さばき施設や倉庫、グループ会社事務所を東口に移転・集約し、新しい物流施設「JRロジスティックビル ハイフン仙台」を整備。12月より本稼働を開始する。
従業員は基本的にピッキング作業へ専念するなど、人間とロボットが適宜役割分担して負荷を減らしつつ大量搬送を実現させる新しい職場環境を整備。店舗運営の根幹を成す「物流機能」を最大限高めるとともに、物流業界が抱える人手不足の解消、生産性向上と働き方改革の実現を目指す。
※以下、プレスリリースより引用(一部、編集部で修正)
駅構内店舗への搬送イメージ
①荷さばき施設へ搬入・荷降ろし
②倉庫まで人力で搬送
③荷物を人力で台車に載せ替え
④駅構内店舗へ人力で搬送
①ハイフン仙台へ搬入・荷降ろし
②縦移動ロボットで倉庫へ自動搬送
③横移動ロボットの牽引により駅構内後方施設まで搬送
④駅構内後方施設から店舗に人力で搬送
縦移動 シンテックホズミ NN-470
横移動 Doog サウザー
「JRロジスティックビル ハイフン仙台」概要
所在地:宮城県仙台市宮城野区名掛丁200-6
構造・規模:鉄骨造、地上9階建て、高さ約34メートル
延床面積約4,200平方メートル
用 途 荷捌施設、倉庫、事務所、駅構内店舗従業員等後方施設(更衣室、休養室等)
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)