電動牽引車活用、実際の工場で製品テスト計画
トヨタ自動車グループの特殊鋼メーカー、愛知製鋼は12月22日、磁気マーカーを使った自動運転システムの実用化に向け、豊田自動織機子会社のユニカ(愛知県清須市)に出資すると発表した。同社株の約4%を5040万円で取得する。
愛知製鋼が手掛ける自動運転システムと、ユニカが手掛けている小型の電動牽引車「タグノバ」を組み合わせ、構内物流の自動化を目指す。愛知製鋼の工場などで製品テストを繰り返す予定。
自動運転システムは、車両の底部に取り付けた磁気センサーモジュールが走路に敷設した磁気マーカーの磁力を検知、自分の位置を高精度で推定する仕組み。
(愛知製鋼プレスリリースより引用)
(藤原秀行)