札幌センターで活用、帳票の読み取り精度90%以上を実現
シーネットは1月13日、SBSフレックネットが札幌センターで、シーネットのAI-OCR(光学式文字読み取り)を搭載したサービス「@YOMU」(アットヨム)を導入したと発表した。
SBSフレックネットは、総合物流企業SBSフレックの100%出資子会社。食品物流を専門とし、営業所は北海道から九州まで70か所、車両台数は500以上有しており、大手食品メーカーをはじめとする荷主へ3温度帯食品物流サービスの提供を行っている。
現在、SBSフレックグループ全体で業務推進プロジェクトを行っており、その一環としてシーネットの@YOMUを北海道物流運営部(札幌センター)で採用した。
導入に際し、字体によって読み取り精度が低いことがあったため、シーネットが帳票フォームを変えることを提案。併せて、活字と手書きの数字のみの読み込みに絞り、それ以外はコードから変換して文字入力をするなどの調整を行うことで、90%以上の読み取り精度を実現できた。
SBSフレックネットは正しいデータ情報資産を残し、今後の事業拡大を目指すための土台を構築できたと認識している。
(画像はシーネット提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)