今秋めど、東北電力向け専用船に
商船三井と大島造船所は2月1日、共同開発している風力推進装置「ウインドチャレンジャー帆」(硬翼帆)が大島造船所構内で完成したと発表した。
硬翼帆は風から推進力を得るため、温室効果ガス排出量の削減につながるとみている。帆1本で従来の同型船に比べおおよそ5~8%の排出削減効果が見込めるという。
硬翼帆は今後、陸上で各試験を実施した上で、大島造船所で建造中のバルクキャリア(本船) に搭載。本船は海上試運転などを経て、今年秋に東北電力向け専用船として竣工させる予定。
縮帆時
展帆時
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)