8万㎡超の案件想定、東急不動産が連携検討
伊藤忠商事は2月3日、京都府城陽市の土地区画整理事業の一環で、日本初の高速道路ICに直結した「次世代基幹物流施設」の開発に参加すると発表した。
新名神高速道路の宇治田原IC(仮称)から物流施設に直接出入りできるルートを開設。ダブル連結トラックや自動運転トラックが使えるようにすることを想定している。
開発地では三菱地所が延べ床面積約27万7000平方メートルの大規模なマルチテナント型物流施設を開発、2026年の竣工を見込んでいる。伊藤忠商事は三菱地所に隣接する街区で同じく物流施設の開発を準備しており、東急不動産も連携しての参加を検討中。伊藤忠は延べ床面積が8万平方メートル超の物流施設を想定している。
物流施設の完成イメージ。左側が三菱地所の開発案件。右側で伊藤忠商事や東急不動産が開発を準備している(三菱地所提供)
(藤原秀行)