国交省は「冬タイヤ未装着など悪質な事業者は行政処分」と警告
首都高速道路会社は2月9日、関東地方で同日夜から2月11日にかけて大雪が予想されているのを受け、天候に応じて車両の立往生を未然に防ぐための「計画的・予防的通行止め」を順次実施すると発表した。
対象路線は以下の通り。同社は通行止めを実施していない場合でも、入口閉鎖に踏み切る場合があると注意を呼び掛けている。
高速7号小松川線(上り):小松川JCT(7号(上)⇒中央環状(内))
高速10号晴海線(上・下):晴海~東雲JCT
高速11号台場線(上・下):芝浦JCT~有明JCT
中央環状線(内・外):大井JCT~江北JCT
高速神奈川7号横浜北線(上・下):生麦JCT~横浜港北JCT
高速神奈川7号横浜北西線(上・下):横浜港北JCT~横浜青葉JCT
高速湾岸線(西):空港中央入口~大黒JCT
高速埼玉新都心線(上・下):与野~さいたま見沼
一方、国土交通省は2月9日、大雪に関する緊急発表として、不要不急の外出を控え、やむを得ず自動車を運転する場合は冬タイヤの装着やチェーンの携行などを呼び掛けた。
併せて、「冬タイヤの未装着などで立ち往生した事業用自動車に対し、悪質な事例については、監査をした上で、安全管理義務違反として当該事業者の行政処分を行う」と警告している。
(藤原秀行)※アイキャッチはイメージ