東急ストアが先行採用決定、6月本稼働開始へ
NECは2月25日、スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売業向けに、商品棚に着目して小売店舗のDXを支援するクラウドサービス「NEC棚定点観測サービス」を同日から提供すると発表した。
同サービスは、カメラ映像からAIがリアルタイムに自動で商品棚の在庫量を可視化し、商品の補充や前出しが必要な棚の情報を従業員に通知する。先行して東急ストアが採用を決定、6月の本稼働開始を予定している。
NECは店舗の競争力を左右する商品棚の実力を最大限発揮させることとともにその運用コストを最小化することが今後の店舗の発展の鍵になると捉え、商品棚に着目して店舗のDXを支援する同サービスを考案した。
第1弾として、商品棚の現状を可視化する「売り場チェック機能」をスタート。今後は品出しを必要とする棚を知らせる「品出しアラート機能」などの機能強化を進める予定。
(ロジビズ・オンライン編集部)