ウクライナ侵攻で部品供給滞りと理由説明、完成車輸入もストップ
トヨタ自動車は3月3日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて部品の供給が滞っていることを理由に、サンクトペテルブルク工場の稼働と完成車の輸入を3月4日から当面停止すると発表した。
同社グループはロシアで販売・サービス拠点を168カ所展開。同工場はロシア国内市場向けに多目的スポーツ車(SUV)のRAV4などを生産している。
既にウクライナでは2月24日から事業を停止している。ロシアとウクライナ以外の欧州地域の製造・販売には影響がないと説明している。
トヨタは2007年、サンクトペテルブルク工場が現地生産をスタートした。
(藤原秀行)