県内既存3拠点を集約、保管効率向上や環境負荷低減図る
アルプス物流は3月24日、愛知県小牧市で新たな自社倉庫「(新)名古屋営業所」を開設すると発表した。
地上5階建て、延べ床面積は約3万3000平方メートルを計画しており、竣工は2024年1月の予定。東名高速道路の春日井ICから約1.5キロメートルに位置している。
同社は中京地区で名古屋営業所、高森台倉庫(ともに春日井市)、瀬戸営業所(瀬戸市)の3拠点を展開。車載関連を中心に電子部品物流事業を手掛けている。事業規模拡大や新規顧客獲得に向け、既存の3拠点を新倉庫に集約して保管効率向上を図るほか、輸送効率改善による CO2 排出量の削減も目指す。
新倉庫は物流総合効率化法の認定も受けている。温湿度管理や静電気対策といった、電子部品などの取り扱いに適した倉庫設計を採用し、万全のセキュリティ管理設備も導入。電子部品のピース単位での管理をする保管エリアに加え、車載関連や輸出入貨物など大型貨物の取り扱い増加を見込み、パレット貨物の保管能力も確保する。
完成イメージ(アルプス物流プレスリリースより引用)
(藤原秀行)