大型商品配送のTriValue、北海道と四国4県に家具共配のサービスエリア拡大

大型商品配送のTriValue、北海道と四国4県に家具共配のサービスエリア拡大

人口カバー率92%に到達へ

TriValue(トリバリュー)は3月30日、家具共同配送サービスの提供エリアに関し、4月15日から新たに北海道・四国の1道4県へ拡大すると発表した。

同日に受注を開始し、実際の配送は4月19日からとなる。既存エリアと合わせると39都道府県(人口カバー率約92%)に達する。

同社はTAKADAと伊藤忠テクノソリューションズが合弁で2020年6月に設立したインテリア系大型商品の配送事業者。同サービスは家具メーカーや家具小売事業者へ宅内設置を含めて提供している。

大型家具の配送サービスは、特化した搬入と組み立ての技術が必要で人材育成に時間を要するため、各エリアの配送事業者をTriValueの受注管理システムでつなぎ、1つのネットワークとして提供することで家具メーカー、家具小売事業者のEC化を後押しする。

受注管理システムとTMS(輸配送管理システム)を連動させ、配送事業者の負荷を削減しながら顧客の利便性向上、データ連携も含めたオペレーションコスト削減の仕組みを提供し、今後もエリア拡大を含めて物流とITを融合させ、サービス強化に取り組む方針。

(藤原秀行)

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