海外の現地スタッフへ円滑な指示可能に
オープンロジは4月26日、EC事業者の物流を包括的に受託、入出荷や在庫管理などを代行するサービスに関し、新たに入庫の際、商品1点ごとに付けるバーコードシールを英語表記で出力できる機能の提供を始めたと発表した。
海外工場で生産した商品を日本で販売しているユーザーは、今回の機能を使うことで海外工場への指示出しが容易になると見込む。
オープンロジでは、以前から日本語版に加え、英語版のEC事業者向けポータルサイトを運営。ただ、英語版に関してはオープンロジを利用して日本で商品を販売する海外ユーザー向けの内容だったため、入庫ラベルの出力は日本語のみの対応にとどまっていた。
近年、海外工場で生産した商品を販売しているユーザーが増え、「現地スタッフに指示を出すに当たり、日本語表記だと正確な指示が出しにくい」「日本語表記だと海外工場での入庫ラベル/仕分けラベルの対応が難しい」といった要望が多く寄せられたため、新機能の追加に踏み切った。英語版のポータルサイトを使うと、入庫ラベルに英語で指示を記載できるようになる。
出力される英語版ラベルのイメージ(オープンロジプレスリリースより引用)
(藤原秀行)