荷物を注文者の自宅敷地に空輸
米アマゾン・ドット・コムは6月13日、2022年の後半をめどに、カリフォルニア州ロックフォードでドローンを使った商品配送サービス「PrimeAir(プライムエアー)」を始めると発表した。
既に米連邦航空局(FAA)や地元自治体の許可を取得済みという。
プライムエアーはドローンが注文した人の自宅敷地まで荷物を搭載して飛行、到着後に荷物を投下する予定。センサーなどを活用し、周囲に人間や障害物がある場合は回避して飛行する見通し。
米国でアマゾンが一般の消費者向けにドローン配送を実施するのは初めて。数年前から実験を重ね、20以上のモデル機体を開発してきた。
海外ではアマゾンの他にウォルマートやUPS、フェデックスなどが試験的に配送を行っている。
開発してきた機体の最新型(アマゾン提供)
(藤原秀行)