特装車など幅広い車両をカバー可能に
ダイフクは5月12日、トラック・バスなどの車両向けの大型洗車機「カミオン グレイト」を開発したと発表した。
グループで洗車機と関連商品の販売・サービスを手掛けるダイフクプラスモア(川崎市)が5月14〜16日に横浜市のパシフィコ横浜で開催される「ジャパントラックショー」で初披露し、8月に発売する予定。
人手不足などを背景に大型車両洗浄の省力化・時間短縮へのニーズが高まっているのを考慮。洗車作業の負担軽減に加えて、洗浄力の向上、洗車時間の短縮、幅広い車両への対応などを実現した。
ダイフクグループで大型洗車機を全面的にリニューアルするのは約9年ぶり。

新開発した大型洗車機「カミオン グレイト」(プレスリリースより引用)
新たな洗車機は高精度な車形検出機能を搭載し、細かい洗浄制御を可能にしている。これまで対応が難しかったトラックのキャビンの上部に取り付けられたルーフタイプの室外機など、天井部の複雑な形状もブラッシングできるという。
併せて、ブラシを押し当てる力をより最適に制御することで、ブラッシング性能を高めるともに、ブラシの摩耗を軽減させているのが特徴。さらに、ワンボックス商用車や普通商用車にも対応できるようにしている。
また、業界で初めてドライブスルー方式での1Way運用を可能にし、洗車に要する時間を短縮。洗車時間は従来比で約半分となる約2分で高速洗車を済ませられるようにした。
車両の入退場動線がシンプルになったことで洗車に費やす時間を抑え、タイミングが集中しがちな洗車作業を効率的に行えるよう改良。洗車時間が短くなることで水使用量も約70ℓに抑えられる上、前進で洗車機から退出できることから、安全性も向上すると見込む。
ごみ収集車の外部洗浄装置「パラレルウォッシャー」に採用した高圧洗浄機能を新洗車機にも搭載。これまで洗えなかったダンプカー、ミキサー車、タンクローリーなどの特殊車両の外部洗浄もカバーしている。一部の車両については、ブラッシングによる洗車にも対応するという。
洗車機メーカーでは初めて自社開発した純水生成装置を使用することで、窓ガラスへのウォータースポットの付着を大幅に低減し、拭き上げ作業を軽減。IoT技術を活用することで、状態監視や遠隔復旧が図れる「洗車機スマートサポート」により、安定稼働を支援する。
(藤原秀行)












