日本梱包運輸倉庫、Works Human Intelligenceの統合人事システムを採用

日本梱包運輸倉庫、Works Human Intelligenceの統合人事システムを採用

表計算ソフトなどで別々管理の人事情報集約で業務効率化、「タレントマネジメント」基盤構築にも期待

情報システム開発のWorks Human Intelligence(WHI)は8月30日、日本梱包運輸倉庫が情報の一元管理による人事業務効率化と、従業員のデータを人材の育成や適正配置につなげる「タレントマネジメント」の基盤構築の実現に向け、WHIの統合人事システム「COMPANY」の採用を決めたと発表した。

日本梱包運輸倉庫は人事情報を既存システムや表計算ソフトなどに分けて管理しているため、人事情報の集計・抽出をその都度手作業で行う必要があった。また、人事関連の申請や人事評価業務には主に紙を用いており、データ化と管理が煩雑になっていた。

課題の解決とタレントマネジメントの実現に向けたデータ基盤の構築を目的に、人事システムの刷新を検討した結果、「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY Talent Management」導入に踏み切った。

「COMPANY」の導入で、既存システムと表計算ソフトの2つに分けて管理していた人事情報を集約できるようになり、タレントマネジメントの基盤となるデータとして活用できると見込む。また、紙を用いた人事関連申請や人事評価を「COMPANY」で電子化することで、従業員からの情報収集がスムーズになるとともに、紙の情報をデータ化する作業が不要になり、業務効率化につながる見通し。

さらに、日本梱包運輸倉庫は昨今の人事管理で重要視されている人的資本開示や、物流業界における法改正など世の中の動向に備え、将来求められる人事情報管理の在り方・社内制度の改定を見据えた管理体制の強化を図っている。「COMPANY」は法改正などによる企業環境の変化に対応する標準機能の強化を、定額保守料の範囲内(無償バージョンアップ)で行っているため、WHIは制度改定や運用変更、法改正によって生じるコストの削減が見込まれると強調している。


「COMPANY」のイメージ画像(WHI提供)

(藤原秀行)

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