SkyDrive、「空飛ぶクルマ」専用離発着場の活用で米社と業務提携

SkyDrive、「空飛ぶクルマ」専用離発着場の活用で米社と業務提携

日本市場への進出も想定

「空飛ぶクルマ」や物流ドローンの実用化を目指すSkyDriveは9月29日、米国で のVolatus Infrastructure, LLCと、双方の事業開発および市場拡大に向け、空飛ぶクルマ専用離発着場「バーティポート」に関する業務提携の覚書を9月1日付で締結したと発表した。

SkyDriveは現在、小型で電動、2人乗りの空飛ぶクルマ「SkyDrive式 SD-05型」の開発を進めている。2021年10月には、国土交通省がSD-05の型式証明申請を受理し、日本で初めての型式証明取得を目指して開発を推進中。

Volatusは米国の空飛ぶクルマ業界で”accessible”をキーワードに掲げ、インフラの標準化を推進。同社の製品やサービスのコストを、誰もが利用できるような価格に保つことに尽力している。

SkyDriveは、Volatusが米国で提供するバーティポートや充電ステーションなどを空飛ぶクルマの運航に不可欠なインフラの一つとして活用することを検討している。また、Volatusが将来、日本市場にバーティポートや充電設備などを提供する際はSkyDriveの機体も離着陸可能となるよう、協力する予定。

(藤原秀行)

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