中部地区での「eCanter」導入は初めて
三菱ふそうトラック・バスは2月12日、エスラインギフとエスライン各務原に電気小型トラック「eCanter」5台を納入したと発表した。
中部地区で電気トラックが導入されるのは今回が初めて。排気ガスを全く出さずディーゼル車と比べて音・振動を大きく抑えることで、環境負荷とトラックドライバーの身体的負担の軽減につながると期待を寄せる。
エスライングループが環境改善活動の重要課題として推進する「地球温暖化防止への取り組み」と「環境に配慮した車両の導入」の実施、環境に配慮した物流サービスの提供に合致する車両として「eCanter」を選出。エスラインの山口嘉彦社長は「電気小型トラックが全国の運送会社に導入され、物流業界がクリーンで環境に優しい産業と言っていただけるよう願っている」との考え表明した。
三菱ふそうは今後もエスライングループと緊密な関係を維持しながら電気トラックの開発を進める一方、中部地区以外でも拡販を図る方針だ。
(鳥羽俊一)
画像は三菱ふそうニュースリリースより