3億8600万円、海外物流基盤強化
内外トランスラインは2月15日、韓進海運(破産手続き中)傘下の倉庫会社、韓進海運新港物流センターを買収すると発表した。同社の株式60%を3月に38億6000万ウォン(約3億8600万円)で取得する予定。
内外トランスラインは2015年に韓国の銀山海運航空と合弁企業を設立、釜山新港で倉庫を運営している。新たな買収で海外の物流基盤を強化し、日本から韓国への機械部品輸出などフォワーディング事業の拡充を図る。
韓進海運は16年に経営破たんした。韓進海運新港物流センターの17年12月期の売上高は23億8200万ウォン(2億3800万円)、営業利益は1億2100万ウォン(1200万円)だった。
(藤原秀行)