ヤマサ醤油が西日本初の生産拠点を滋賀に開設、輸送距離短縮によるCO2削減など図る

ヤマサ醤油が西日本初の生産拠点を滋賀に開設、輸送距離短縮によるCO2削減など図る

9月に出荷開始

ヤマサ醤油は8月31日、千葉県の銚子工場、成田工場に続き、西日本エリア初の工場として滋賀県竜王町に「滋賀竜王工場」が竣工したと発表した。

新工場は西日本エリアの消費者からの需要増加を踏まえ、供給能力を高めるための生産拠点。多品種多品目生産が可能な設備を導入し、多様化するニーズにより的確に対応できるようにする。

今後は新工場を活用し、西日本エリアへの輸送距離短縮によるCO2排出量削減や配送事業者の負担軽減への貢献を図る。


滋賀竜王工場(プレスリリースより引用)

新工場は製造量に関わらず、収率の低下を最小限にとどめるように設計した製造設備を駆使。さらに、自工場抽出による風味原料を使った高品質な調味液製造が可能な設備や、高粘度の原料を撹拌混合できる設備、固形物が多い内容物を生産できる設備も揃えている。

新工場で生産する製品は全てFSSC22000認証取得を前提に、HACCP(食品衛生管理の国際基準)を用いた衛生管理を行い、原料資材の受け入れから製品の一次納品先までのロットトレースができるようにしている。

重量物取り扱い設備や各種搬送設備など、工場内の作業者の安全を考慮したレイアウトを採用。作業者が行う各種操作におけるヒューマンエラー対策を施している。

<滋賀竜王工場 建物概要>
所在:滋賀県蒲生郡竜王町大字岡屋2831番4
設計施工:清水建設株式会社
構造:鉄骨造3階建
敷地面積:24,624 ㎡(平地部分)
生産品目:各種しょうゆ・つゆ・たれ類
生産能力:約6,000kL
従業員数:約60名
投資金額:約68億円(土地代を含む)

(藤原秀行)

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