大阪地裁、3万㎡超が焼損
大阪地裁は11月14日、大阪市内の日立物流西日本の倉庫に昨年11月、火をつけ、大きな損害を与えたとして放火などの罪に問われた当時19歳の男(20)に対し、懲役12年の判決を言い渡した。
判決などによると、男は派遣社員として勤務していた倉庫で、段ボール製パレットに放火、3万㎡超が焼損した。
男は起訴内容を認めており、勤務先でトラブルがあったことを理由に挙げていた。
日立物流は火災の影響による損失として、2022年3月期に解体・撤去などの費用や顧客らへの弁済金など約73億円を計上した。
燃えた倉庫(昨年12月撮影)
(藤原秀行)