混雑緩和図る、23年度冬ごろの完成目指す
中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は12月7日、新東名高速道路の清水PA(上り)で駐車マスの増設工事を12月12日に始めると発表した。
SA・PAでは深夜の時間帯を中心に慢性的な大型車の駐車マス不足による混雑が発生しているのを受け、駐車マスの拡充を進めており、清水PA(上り)の工事は2023年度冬ごろの完成を目指す。
今回の工事は既存の敷地を有効活用した駐車エリアの拡大、大型車の「V字駐車」レイアウトへの変更、普通車と大型車のどちらでも利用可能な「普通車・大型車兼用マス」を増設。大型車の駐車可能な駐車マスが約2倍に増加する予定。
同社は工事期間中に一層の混雑が発生しないよう、既設の駐車マス数を確保しながら工事する計画。
時間帯別大型車駐車状況(平日)
工事前後の駐車可能台数
※1 普通車・大型車兼用マス1台当たり普通車2台分としてカウント
※2 普通車・大型車兼用マス1台当たり大型車1台分としてカウント
※3 トレーラーマスにはダブル連結トラック駐車マスを含む
工事前後の駐車マス配置
青色ラインでの「普通車・大型車兼用マス」の明示例
(藤原秀行)※写真などはプレスリリースより引用