センコー、千葉・市原でECなど一般貨物に対応する新物流拠点を開設

センコー、千葉・市原でECなど一般貨物に対応する新物流拠点を開設

3万㎡、危険物倉庫3棟も併設

センコーは12月15日、千葉県市原市で、一般倉庫と危険物倉庫3棟を併設している新たな物流拠点「京葉PDセンター」の開所式を同日、実施したと発表した。


京葉PDセンターの外観(プレスリリースより引用)

新センターは地上2階建て(普通倉庫)、延床面積は2万9799㎡(危険物倉庫など含む)。館山自動車道の市原ICから約4km、千葉港まで約20km、東京港、羽田空港、成田空港まで車で1時間以内に立地。県内陸部の高台で地盤が固く安定した区域にあり、洪水や
土砂災害のリスクが低く、BCPニーズに対応できると見込む。

センコーは、千葉県市原市沿岸部で石油化学メーカーの物流を担う拠点を多数保有。危険物倉庫の需要や消費地としての通販など一般貨物の需要拡大への対応が必要となっている。また、物流センターが点在しているため、輸送・積込作業を行うドライバーの労働時間も長くなりがち。

新センターの開設で危険物倉庫と一般貨物の需要増に対応する。車両駐車場の拡張と荷さばきエリアの設置などで直営車両の増強と域内ネットワークの拡大も進める予定。集荷先の集約によるドライバーの作業効率向上・待機時間短縮も図る。

<新センターの概要>
所在地:葉県市原市海保1545-2(ロジステージ市原 区画内)
延床面積:29,799㎡(普通倉庫、トラックバース、危険物倉庫3棟、事務所含む)
構造 :鉄骨造 地上2階建(普通倉庫)
設備 :両面バース(大型トラック30台分)、定温倉庫、垂直搬送機4基、ドッグレベラー4台、インタンク、洗車場など

(藤原秀行)

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