IoT電球で点灯・消灯を計測、動きなければ連絡
大分県中津市は12月28日、ふるさと納税の返礼品としてヤマト運輸が手掛ける「クロネコ見守りサービス ハローライト訪問プラン」の提供を12月1日に開始したと発表した。
中津市も高齢化が進み、高齢化単身の世帯も多いため、安心して住んでもらえるようにしたい考え。中津市に親族が在住し、自身は同市以外で暮らしている人がふるさと納税するケースを想定している。
ハローライト電球の設置先は中津市内に限定しており、4万円以上の寄付が対象。
ハローライトは、中津市の設置世帯で異常を検知すれば遠方に住む親族らに自動で異常をメールで通知、ヤマト運輸のスタッフが代理で訪問して安全かどうかを確認する。
サービスに使っているハローライトはLED電球と通信機器が一体化した世界初のIoT電球。前日の朝9時から当日の朝8時59分の間、ハローライトの点灯/消灯を計測。動きがない場合は異常として認識、当日朝9～10時の間に、事前に設定した通知先に連絡する。
サービスの概要（中津市提供）
（藤原秀行）
