4月1日付、国際航空貨物強化狙う
山九は3月1日、日本郵便と合弁で2008年に設立した「JPグローバルロジスティクス」(JPGL)に関し、4月1日付で日本郵便の保有する全株式(60%)を取得、完全子会社化すると発表した。
国際航空貨物事業の強化が狙い。社名を「JPサンキュウグローバルロジスティクス」に変更する。株式の取得額は非開示。経営体制や所在地などの事業内容に変更はない。
山九は完全子会社化について「両社の国際物流事業における戦略上の変化が生じ、当事者間で協議を重ねた結果、経営環境などの変化に応じ、それぞれが独自の成長戦略を柔軟に推進できるよう株式譲渡契約を締結することを決定した」と説明している。
(藤原秀行)