BtoB事業の成長目指す
日本郵便は2月15日、傘下で物流事業を手掛けるJPトールロジスティクスとトールエクスプレスジャパンの事業体制を再編すると発表した。
4月1日付でフォワーディングやコントラクト(倉庫関連業務)などを担うJPトールロジスティクスは「JPロジスティクスグループ」、トラック輸送などを展開しているトールエクスプレスジャパンは「JPロジスティクス」にそれぞれ社名変更。
その上で、フォワーディングなどの事業をJPロジスティクスに集約し、JPロジスティクスグループが経営戦略の企画・立案などを担い、その100%子会社としてJPロジスティクスが実際の事業を運営する形に移行する。
経営戦略と事業執行を明確に分離することなどで、環境変化へ迅速に対応できるようにし、需要が見込めるBtoBの物流事業を拡大させたい考え。
(藤原秀行)