QVC、非対面発送サービス「SMARI」を商品返品時に導入

ローソン店舗などで利用可能

テレビショッピングを中⼼とした通販を手掛けるQVCジャパン（千葉市）は3月6日、三菱商事が展開している非対面発送サービス「SMARI（スマリ）」を使い、同日から関東・中部・関西のローソン店舗約3000カ所などでQVCの商品を返品可能にしたと発表した。

（QVCジャパン提供）

スマリはローソンの店舗配送網を活用し、トラックの空きスペースで返品などを回収している。返品したい商品の発想は店頭などに配置している専用の「スマリボックス」に投入すれば済ませられる。

QVCのECウェブサイトから返品登録受付用のQRコードを発行し、当該のローソン店内にあるスマリボックスの備え付けタブレット端末を操作して配送用ラベルを出力・貼り付け、返品希望商品を投函すれば完了する。

24時間365日、好きなタイミングで返品できるようにし、通販利用のハードルを下げたい考え。

返品時に利用可能な箱（ポリバッグ・紙袋も可）サイズは、3辺合計が120cmまで、かつ2辺が30cm×45cm以内。投函の向きに制限は設けていない。

送料は元払い（1000円）で、顧客都合の場合は返送料を自身で負担する。スマリの元払いは電子マネーのみ。

（藤原秀行）