霞ヶ関キャピタル、埼玉・加須で開発参画のドライ倉庫にアルプス物流入居へ

霞ヶ関キャピタル、埼玉・加須で開発参画のドライ倉庫にアルプス物流入居へ

1.6万㎡

霞ヶ関キャピタルは3月15日、開発用地のソーシングと企画立案を手掛け、アセットマネジメント業務を受託していた埼玉県加須市の物流施設開発プロジェクト「LOGI FLAG 加須I」で、アルプス物流が入居することが決まったと発表した。

同施設は同日、竣工した。


左:「LOGI FLAG加須Ⅰ」外観、右:「LOGI FLAG」ロゴ

施設概要

(いずれも霞ヶ関キャピタル提供)

新施設は東京都心まで60km圏内、大宮まで25km圏内に立地。東北自動車道の加須ICから約1.7㎞。国道125号線沿いで、北関東から首都圏を中心とした広域の物流に対応できると見込む。

延床面積約4712坪のボックス型4層倉庫で、マルチテナントにも対応。2分割までの賃貸が可能な設計を採用している。荷物用エレベーター2基、垂直搬送機2基を実装済み。

テナントの要望に合わせて、倉庫内に作業用空調を設置することも可能。効率的な庫内オペレーションをサポートすることで、施設利用者の就業環境向上を図る。

環境や省エネルギーに配慮した施設として、CASBEE建築評価認証Aランクを取得し、LED照明を導入。屋外と事務所管内の照明は執務室を除いてタイマー式としており、電気代節約や省エネルギーを後押しする。

構内をアイドリングストップとし、待機中車両の排気ガスを抑制するほか、エントランスへのスロープや多目的トイレなどユニバーサルデザインにも注力している。

(藤原秀行)

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