国分、シンガポールでコモンウェルスグループとの合弁会社が4温度帯物流センター開設へ

国分、シンガポールでコモンウェルスグループとの合弁会社が4温度帯物流センター開設へ

最大8万パレットを収容可能、24年10月稼働開始予定

国分グループ本社は3月28日、シンガポールで物流事業を展開するCommonwealth KOKUBU Logistics(コモンウェルス国分ロジスティクス)が、4温度帯物流センター開設プロジェクトを立ち上げたと発表した。

国分グループとCommonwealthグループは、2018年に低温物流事業を行うCommonwealth KOKUBU Logisticsを合弁で設立。シンガポール国内の外食事業者、小売事業者から物流を受託している。

今後は事業拡大のため、4温度帯物流センターを開設し、機能強化を図る。シンガポールをハブとして、拡大する近隣諸国の低温食品コールドチェーンの物流需要を支えていきたい考えだ。

新センターは最大8万枚のパレットを収容できる保管機能を具備する。稼働開始は2024年10月の予定。

新センター概要
所在地:8 Jalan Besut Singapore 619562
対応カテゴリー:加工食品、青果など
敷地面積:19,000㎡
対応温度:
冷凍倉庫(-18℃ ~ -25℃) 16,100㎡
冷蔵倉庫(0℃ ~ 8℃) 3,000㎡
定温倉庫(15℃ ~ 20℃) 8,700㎡
常温倉庫 8,700㎡
事務所等 2,900㎡

特徴
収容能力:最大80,000パレットを収容できる保管機能を具備
物流品質の高度化:大型冷凍自動倉庫、仕分けマテリアルハンドリングを完備
持続可能なエネルギーの活用:最大5,500㎡の太陽光発電パネルを設置し、CO2排出量を削減
稼働予定:2024年10月

(藤原秀行)※写真はプレスリリースより引用

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