ビジネスデータ分析機能向上、レポート作成効率化
TBMは4月25日、CO2を含む温室効果ガス排出量を可視化する企業向けのクラウドサービス「ScopeX（スコープエックス）」の機能アップデートを実施したと発表した。
ScopeXは原材料調達、製造、物流、廃棄など一連の事業活動から発生する排出量を算出、優先的に排出量を削減すべき対象を特定できるようサポートする。2022年のサービス提供開始以降、プラスチック関連事業者、農業関連事業者、不動産関連事業者など多様な業界で導入が進んでいる。北九州市が主催するスタートアップ支援プログラム「KITAKYUSHU SDGs STARTUP ECOSYSTEM PROJECT」にも採択済み。
新たに、利用者がScopeX内で算出・蓄積した排出量データをより分析しやすく、企業内でのレポート作成の効率化や排出量削減の具体的なアクションに落とし込めるよう、各年度排出量比較などの各種グラフ機能をはじめ、データの細かな解析やフィルタリング機能、PDF出力機能やCSV出力/入力機能など、各種ビジネスデータ分析機能をアップデートした。
併せて、サービスのデザインおよびUI/UXもリニューアルし、データの分析やレポート作成をより直感的に操作できるよう改善した。
（藤原秀行）※TBM提供
