オープンロジ、越境ECユーザーのインボイス管理など事務作業効率化する新機能2種類リリース

DHLやフェデックスの配送も利用希望受け

オープンロジは5月23日、EC事業者の物流を包括的にサポートするサービスで、新機能として「DHL・FedExのインボイスダウンロード機能」「原産国の選択機能」を追加したと発表した。

オープンロジのサービスを使っている越境EC事業者は、EMS（国際スピード郵便）だけでなくDHLやフェデックスのインボイス（適格請求書）管理、原産国の選択も含め複数ツールをまたいで管理することなく、オープンロジの管理画面上で一元管理することが可能。

円安傾向持続などによる越境EC市場の成長に伴い、DHLやフェデックスを利用して付加価値の高い商品を海外に販売するオープンロジユーザーが増えており、「EMSだけでなく、DHLやFedExでもインボイスをオフラインで保存して消費税還付に利用したい」という要望が届いていたのに対応。

オープンロジの出庫履歴からEMSだけでなくDHLやFedExのインボイスを検索し、ダウンロードできるようにした。

加えて、昨今は通関検査が厳しくなる傾向があり、一括で原産国を日本などの1カ国にしてインボイスに登録した場合、通関時にトラブルになる可能性が高くなると判断。原産国を自由に指定してインボイスに記載できるようにした。

（藤原秀行）