コカ・コーラ ボトラーズジャパンとアクセンチュア、管理・事務オペレーション効率化で合弁会社設立へ

コカ・コーラ ボトラーズジャパンとアクセンチュア、管理・事務オペレーション効率化で合弁会社設立へ

24年1月予定、「データドリブン経営」推進目指す

コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(HD)傘下のコカ・コーラ ボトラーズジャパンとアクセンチュアは8月9日、コカ・コーラ ボトラーズジャパングループの管理・事務オペレーションの効率化によるデータドリブン経営の実現に向け、合弁会社を2024年1月に設立すると発表した。

コカ・コーラ ボトラーズジャパングループは、コスト効率と収益性に優れたワールドクラスボトラーへの成長を目指す。アクセンチュアは国内拠点からも優れた業務効率でオペレーションサービスを提供する能力の強化を図る。

合弁会社には、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、コカ・コーラ ボトラーズジャパンビジネスサービス両社の人事・総務、財務、調達、カスタマーコンタクトセンター、営業支援業務、ITなどの機能の一部を移管する。

合弁会社は資本金2000万円で、コカ・コーラ ボトラーズジャパンが81%、アクセンチュアが19%をそれぞれ出資する予定。

管理・事務およびサポート業務などを集約するとともに、飲料ビジネスに関するデータを捕捉・分析・活用したサービスをコカ・コーラ ボトラーズジャパングループに提供する。コカ・コーラ ボトラーズジャパングループは合弁会社が提供したデータを活用することにより、将来のビジネス機会を精緻に予測しながら高度な意思決定を行い、これまで以上に高品質かつ魅力的な製品・サービスの提供に努める。

併せて、独自の業務知見やオフィス業務の自動化ツール群を体系化したプラットフォームや専門的な人材を有するアクセンチュアが、国内の複数拠点を最大限に組み合わせた体制で伴走することで、コカ・コーラ ボトラーズジャパングループの持続的なビジネス成長を支える構え。

新設会社の概要(予定)

名称 BS・ビジネスサービス準備株式会社(仮称)
所在地  東京都港区赤坂九丁目7番1号
代表者の役職・氏名         代表取締役 ビヨン・イヴァル・ウルゲネス
事業内容         ① 財務・経理、人事・労務その他の一般管理・事務処理の受託
② コンピュータ・ハードウエア、コンピュータ・ソフトウエア、コンピュータ・システムおよびコンピュータ・ネットワークの開発、インストール、運用、保守管理ならびに修繕サービスの提供
③ 労働者派遣事業
資本金 20,000,000円(予定)
設立年月日 2024年1月4日(予定)
従業員数 約870名
出資の状況 コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社:81% 
アクセンチュア株式会社:19%
(※新設会社設立時にコカ・コーラ ボトラーズジャパンビジネスサービスが保有する株式については、設立日にその全株式をコカ・コーラ ボトラーズジャパンに譲渡する)

(藤原秀行)

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