プロロジスの施設に入居しロボット活用、今年10月稼働
アマゾンジャパンは4月10日、京都府京田辺市でロボットを積極的に導入した物流拠点「アマゾン京田辺フルフィルメントセンター(FC)」を今年10月に稼働させると発表した。
同社は入居施設の具体名を開示していないが、プロロジスが開発した「プロロジスパーク京田辺」。京田辺FCは地上6階建て施設の1~4階を賃借。利用する延べ床面積は約2万7400坪(約9万600平方メートル)に上る。
今年4月に大阪府茨木市で運営を本格的に開始した「アマゾン茨木FC」と同様、最新型の「Amazon Robotics」を実施。商品棚の下に潜り込んで持ち上げ、庫内スタッフの元まで届けるロボット「Drive」を投入し、省人化や作業迅速化を図る。
アマゾンジャパンのジェフ・ハヤシダ社長は「日本で2番目の経済圏である近畿エリア内に2拠点目となる『Amazon Robotics』導入の物流拠点ができることをうれしく思う。今後も働きやすい環境づくりのノウハウを生かしながら、安全に配慮した物流拠点を展開していく」との談話を発表した。
「アマゾン京田辺FC」が入居する物流施設(アマゾンジャパン提供)
(藤原秀行)