資金調達の内訳初開示、グローバル展開をサポート
米シリコンバレーに拠点を置いてグローバルに投資活動を展開、大手企業のイノベーション促進を支援するペガサス・テック・ベンチャーズの日本法人ペガサス・テック・ベンチャーズ・ジャパンは10月10日、知能ロボットコントローラを開発するMujinへ35億円超を出資したと発表した。
Mujinは今年9月、ペガサス・テックやSBIインベストメント、アクセンチュアなどから123億円を調達したことを公表していた。その内訳として、自らの投資額を公表したのはペガサス・テックが初めて。
今回資金調達した123億円を活用し、Mujinは米国など海外展開を加速させる。
ペガサス・テック・ベンチャーズのアニス・ウッザマン創業者兼CEO(最高経営責任者)は「Mujinが、独自の産業ロボット技術により、より早く、より効率的な手法を目指している点に感心した。シリコンバレーを拠点に活動し、大企業とスタートアップの橋渡しやスタートアップのグローバル進出を強みとするペガサスは、今回の投資を通じて、今後Mujinの米国をはじめとするグローバル展開をサポートする」とのコメントを出した。
(藤原秀行)